キャンプは、人数や日数、宿泊方法によっていろいろな種類があります。ここでは一般的に知られているキャンプスタイルの内容について詳しく解説します。
デイキャンプ

デイキャンプとは、宿泊せず日帰りで行うキャンプのことをいいます。テントを設営する必要がなく、キャンプ初心者でも手軽に楽しめる良さがあります。キャンプ先は、BBQ中心、釣り、川遊びなどアクティビティによっても変わってくるでしょう。
テントや寝袋、数日分の食料や水といった荷造りがないため当日計画でも実行できるのが魅力です。
オートキャンプ

オートキャンプとは、車を使って行うキャンプです。キャンピングカーやキャンピングトレーラーに宿泊する場合もオートキャンプと呼ぶことができます。基本的に車と関連したキャンピングを意味するので、車からタープをはったり、テントを設営したりするキャンプスタイルもこれに相当します。
またキャンプ施設によっては、テント設営エリアと駐車場を区別するところもあり、車でキャンプサイトまで乗り入れができる所は、オートキャンプに分類されています。
ツーリングキャンプ

バイクで行くキャンプのことをツーリングキャンプといいます。目的地まで少数、あるいはグループでバイクの走行を楽しみながらキャンプ宿泊で旅行をします。車ほど荷物が積めないため、テントと寝袋といった最小限のキャンプ用品を携帯することが多いようです。
車よりもキャンプ場料金を安価に抑えられるほか、スポーツ感覚でキャンプを楽しめる魅力があります。
ファミリーキャンプ

家族で行うファミリーキャンプでは、子供たちもテント設営や野外での調理、片付けなど、普段と違う環境に触れます。そのため子供の創造性が高まったり、自立心が目覚めたりと、以前になかった成長を発見することができます。
また家族で密接に過ごす時間ができ、絆が深まるということもあるでしょう。最近では、家族以外の複数人で行うグループキャンプにも人気が集まっています。
ソロキャンプ

1人で自由に楽しむキャンプをソロキャンプと呼んでいます。誰にも干渉されたくないという自立型タイプが好むキャンプで、自由気ままな時間と野外体験を満喫できます。
時間に制約がないため、日常の雑多から解放されたいという人にもぴったり。自然や美しい景色の中に身を置いて、日常のストレス解消やリフレッシュを目的に楽しむ人も多いのでは。
グランピング

グラマラス(魅力的)なキャンプという造語のグランピングは、テント、コテージ、トレーラーハウスなど、宿泊施設が準備されているタイプを指します。食事は宿泊料金に含まれていたり、調理器具のレンタルで自炊したりと施設によって変わります。
グランピングでは、シャワーやトイレ、冷暖房などが完備されており、利便性を損なわずに自然体験ができる魅力があるといえるでしょう。